南吉文学ツアー☆後半記
こんばんは(^^)
続きです。
南吉が8歳の時に異母弟が生まれてのをきっかけに実母の実家に養子に出されました。
実家といっても子育て経験のないおばあさん1人で住んでたので、感受性の強い南吉はノイローゼ気味になり、半年で生家に戻されました。
南吉がおやつ代わりに食べた山桃の木。
裏手は限りなく続く田畑。
当時はとても淋しい所だったようです。
街道沿いに住む南吉の淋しい気持ちがよく分かります。
南吉のお墓参り。
「ごんぎつね」のワンシーンに、
兵十のお母さんの葬列を六地蔵の陰からゴンは見送ってました。
移設こそされてますが、南吉も目にしたお地蔵様たちです。
記念館にあるのはレプリカですよ。
旧中杢半六邸でティータイム。
https://www.city.handa.lg.jp/kanko/spot/kyunakanohanrokutei.html
半六邸には明治23年、陸海軍の連合大演習が行われた際、明治天皇が大演習統監のために滞在された折にこちらに見えてもいいように作られた玉座。しかし、滞在されたのは小栗邸というお屋敷でした…
最後は雁宿公園。
デートや、小学校の遠足に訪れた場所です。
ここには南吉の詩碑第一号が。
デザイン的にはどうかと思う…(´⊙ω⊙`)
下は貝殻を模倣、上はおじいさんのランプにヒントを得たらしい。
あいち文学フォーラムでは今年3回にわたって南吉文学の読書会を予定してます。
もちろん、私もフルに参加させて頂きます❤️
興味のある方はどうぞ連絡くださいませ❤️
〜〜〜南吉の日記から〜〜〜〜
つまり人というものは皆究極に於てエゴイストであるということを知るときわれわれは完全な孤独の中につきおとされるからである。しかしここでへたばってはいけない。ここを通りぬけてわれわれは自己犠牲と報いを求めない愛との築設に努めなければならない。こういう試練を経て来た後の愛はいかにこの世をすみよいものとすることであろう。(昭12・3・1 日記)
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肝心な時に人に自分の気持ちを分かってもらえない。
そんな時に、自分で自分を応援していかなければならない孤独の中に落ちる感覚は、十分な愛情を得られなかった人だけが持つものなのかな。
私が南吉に惹かれてしまうのは、自分自身を重ねて見てるからかもしれないなぁ〜🤔